Evernoteといえば定番中の定番とも言える人気アプリですが、皆さんは使いこなせているでしょうか?
ちなみに自分はこのアプリを初めて手にした頃、まったくと言っていいほど使いこなせていませんでした。
思いついた企画やアイデアを、Evernoteの機能であるノートブックやタグを使って事細かに分類していく。
そして次に見返す時にはメニューから分類したノートを探して……と、そんな事をしていたらWindowsのメモ帳をフォルダで整理しているのと大して変わりません。
逆に、変更の度にタグを整理する手間が増えた分、スマホと同期できる以外のメリットを感じていませんでした。
探したいノートは検索する
何を今更と思われるでしょうが、当時の自分はこの点を完全に見落としていました。
Evernoteはノートの分類なんかしなくても、優秀な検索機能でバラバラなノートの中から探したいノートを見つける事ができるのです。
検索欄に探したい文字列を入力すると……
- ノートのタイトルや本文から探したい文字列を探してくれる
- 画像内の文字やPDF内の文字も自動的に読み取って探してくれる
- 添付したWordやExcel、PowerPoint内の文字列も探してくれる
探したい文字列が画像でもOKなんです。
町で気になるチラシやポスターを見かけたらアプリ付属のカメラでパシャ!とするだけでいつでも思い出す事ができます。
もちろん文字列検索も優秀なので、日付や場所をタグで設定して分けなくても、本文中にサラッと「2015 渋谷」なんて書き込んでおけばいつでもお目当てのノートを探せるようになります。
保存容量は無制限
そしてもう一つ、ノートをいちいち整理しなくていい理由があります。
それは保存容量が無制限だからです。
無料プランや有料プランの一部には毎月のアップロード可能データ量に上限がありますが、翌月になれば使用データ量はリセットされます。
つまりDropBoxなど他のオンラインストレージとは違い、使えば使うほど保存容量は無制限に増えていくのです。
1ノートあたりの上限サイズが最大200MBなのでこれを超える大きなファイルは保存する事ができませんが、書類や画像だけでなく、動画や電子書籍なんかもどんどん保存していく事ができます。
ノートに画像や動画を添付して、さらに検索用のメモ書きもつけておけば、自分専用の図書館のような、大きな知識の保管庫が出来上がるでしょう。
ウィジェットでさらに便利に

Android版のEvernoteアプリではウィジェットを利用する事ができます。
このウィジェットをホーム画面に置いておけば、ワンタッチで
- 新規ノート
- スナップショット
- ドキュメントカメラ
- 音声ノート
- 手書き
- 簡易リマインダー
- 検索
- 設定
- クイックスナップ
- Skitch
- 音声テキスト変換ノート
- ファイルを添付
を起動する事ができるようになります。
特にオススメなのは、思いついたらすぐにメモを取れる「新規ノート」や「手書き」、町中で見かけた物をサッと記録できる「スナップショット」や「ドキュメントカメラ」、いつでもノートを見返せる「検索」など。
ちなみに、以前のバージョンでは短い動画を撮影してすぐにアップロードできる動画カメラも利用できたのですが現在は廃止されています。
個人的にかなり便利な機能だっただけに、復活が望まれます。
なお、ウィジェットはEvernoteアプリ単体で利用する事ができませんので、別途「Evernote Widget」アプリをインストールする必要があります。
スマートウォッチにも対応
Evernoteアプリはスマートウォッチにも対応しています。
Android Wearでは、ノートを検索したり、カードとして表示するなど、出来る事は限られてしまいますが使い方によっては便利です。
まとめ
気になった事、覚えておきたい事を無限に記憶しておけるEvernoteを使えば、後でいつでも思い出す事ができます。
例えば、気になった料理店でメニューを撮影してメモしておけば、後で「この前行ったお店、どこだったかな?」とか、「あの料理、値段はいくらだったかしら?」といった事を簡単に検索する事ができるようになります。
Evernoteを使って、自分の外側に第二の脳を作ってしまいましょう!
ちなみに、ずっと覚えておく必要のないメモ(今後の予定や、やりたい事など)を記録するなら、もっと手軽に効率よくメモがとれる「Google Keep」というアプリがオススメです。
↓詳細はこちらの記事を参照↓
ササッとメモしたい時に「Google Keep」- 超おすすめ!便利スマホアプリ2015