ThinkPad Yoga 260
発売日に注文したものの納期が遅れて1か月以上待たされましたが、やっと届きました!
ThinkPad Yoga 260!
イラスト用の液晶ペンタブ代わりに使えて、なるべく高性能で、できれば安く購入したい!
その願いを全て叶えてくれそうなこの機種を直感と勢いだけで購入してしまったのでレビューしてみたいと思います。
2048段階の筆圧対応ペンはWacom製
お絵かき目的で考えている人なら一番気になるであろう筆圧ペン「ThinkPad Tablet Pen Pro-2」。ネットの情報が少なかったので注文時は自信がなかったのですが、期待通りのWacom製でした(^ω^*)

しかも、液タブと同様にペン位置や感度の調整、ボタン機能の割り当て、ラジアルメニュー(画面上に表示できるショートカットメニューのようなもの)など、詳細な設定が可能です!
ペンはPC本体に収納する事ができ、収納時に自動的に充電される親切設計。

なお、お絵かき出来るタブレットPCとしてよく名前の挙がる「Surface Pro 4」の筆圧ペンはN-Trig製で、動作に単6電池が必要。対応する筆圧も1024段階となっています。
また、N-Trig製のペンは最小ON荷重の問題でペンを少し強めに画面に当てないと反応しにくいような気がします。これはクリエイター用を強調する「VAIO Z Canvas」でも同様でした。
自分の場合、軽い力でサラサラと絵を描きたいタイプなので、ペンはWacom製が好み。
ペンの描き心地は?

イラスト制作ソフトの「CLIP STUDIO PAINT」で動作を確認してみたところ、しっかりと筆圧を感知してくれました。
ペンの側面にはボタンが2つあり、機能も自分でカスタマイズできます。

実際に「ThinkPad Yoga 260」で描いてみた絵がコチラ。
液晶ペンタブレットと似たような感覚でスラスラ描けました。
力の加減で線が途切れる事も無かったです。
ただ、これは購入時のPC構成や使用するソフトにもよると思いますが、ホバー状態(画面からペンを少し浮かせた状態)でのカーソル追随には少しラグがあるように思いましたし、Wacom製ペンとはいえ、最小ON荷重もCintiqシリーズに比べれば劣ります。
また、ディスプレイがタッチパネルなので左手でスクロールやズーム、回転といった操作を行いながらお絵かきする事ができるのですが、ズームや回転の際の感度は鈍いかなという印象。
まぁ、贅沢言ってたらキリが無いです。少なくとも自分の個人的な感想としては、同様の筆圧ペン付きタブレットPCの中では描きやすい部類だと思います。
様々な形状に変形するマルチモードPC!

筆圧ペンにばかり目がいってたせいで、肝心の「ThinkPad Yoga 260」本体の紹介を忘れていました!
「ThinkPad Yoga 260」は薄型軽量のモバイル向けマルチモードPCです。
「マルチモードPC」って、タブレットじゃないの? 2in1じゃないの?と疑問に思った方は以下の写真をご覧下さい。

まずは、おなじみの「ラップトップ」モード!
文書作成などキーボードを使った作業に向いています。

続いて「テント」モード!
プレゼンテーションなどに便利らしいです。

さらに「スタンド」モード!
写真やビデオを見る時や、お絵かきする時なんかにも使えそうですね。

そして「タブレット」モード!
Web閲覧や資料を見たい時に良さげです。お絵かきもこっちの方が安定していいかも。
キーボードにはある仕掛けが

通常のノートPCスタイル(ラップトップモード)ではこのようにキーが盛り上がった形状のキーボードですが、スタンドモードやタブレットモードに変形させると……。

キー周辺のフレーム部分が上昇し、全体的に平らになりました!
さらにキーがロックされて持ちやすく、破損しにくくなるようです。
今ならクーポンで30%OFF!
自分がこの機種を選んだ大きな理由はこれです。とにかく割引が大きいのでお安い!
Core i3の構成なら販売価格¥168,480のところが、30%OFFの¥117,936です。
もっと高性能なマシンが良ければカスタマイズでCore i7にする事もできます。
Core i7のハイエンドパッケージでも、クーポンを使えば¥163,296です。
似た性能の他社製品と比べると7万円~8万円ほど安く買えますね!
まとめ
他社製品と比べて大きな価格差があり、しかもWacom製のペン。
まだまだ購入したばかりで試していない部分も多々ありますが、これからイラストやゲーム制作などに存分に活用していきたいと思います!